【テント】海外のテントってどうなの?-SIBLEY(シブレー)編

アウトドア・キャンプ
スポンサーリンク

折角の週末、前回記事に書いた通り、新聞紙テント作りをしようとしていましたが、思いのほか、18本もの新聞紙を丸めるのは簡単ではなく、まだ、完成できていません。また、できたら記事にしていきたいと思います。今回は、作成中の写真も忘れずに撮影していきたいと思います。

本日は、我が家が主に利用している海外製のテントについて、レポートしたいと思います。過去のキャンプレポート記事にたびたび登場している我が家のテントですが、ベルテントについては、ベルギーのCanvasCamp ( キャンバスキャンプ ) というブランドのテントです。

今回は、海外製のテントについて、レポートしていきたいと思います。

スポンサーリンク
スポンサーリンク
スポンサーリンク

CanvasCamp ( キャンバスキャンプ ) について

キャンバスキャンプは、ベルギーに本社を構えるアウトドアブランドです。100%コットン生地を使ったコットンテントが有名なテントメーカーです 。キャンバスキャンプの製品は、冬キャンプにも対応できるほどの暖房性能と防水性を兼ね備えています。

我が家では、年越しキャンプの時にはよく使っています。軽くて扱いやすいナイロン素材のテントが主流の中、天然素材のコットンを100%使用したテントは、珍しいこともあり、キャンプ場でもあまり被ることがありません。

その形から、白くまさんマークのノルディスク「アスガルド」と間違えられますが、ベルテントについては、CanvasCampが本家という説もあります。
※情報源が見つけられなかったのであくまでも個人の見解です。

ベルテントである「Sibley(シブレー)」シリーズは、創始者のSibley氏の名前から付けられた名前で、、キャンバスキャンプの最も力の入れている製品となっています。Siblay氏がアメリカンインディアンの居住の要であるテントについて研究し、開発されたテントがワンポール型のベルテントです。

今では、グランピングの施設にも取り入れられているテントとなっています。テントとは思えないほどの居住空間の広さや、シンプルな外見は、キャンプサイトでも目立ち個性が引き立ちます。その珍しさから、たまに、キャンプ場で、声をかけてもらうこともあるので、目立ちたがりなのに人見知りな我が家には、ぴったりです。

公式サイトは、海外の翻訳のため、文字化けしているかも。購入については、少しだけ価格が変わりますが、国内代理店である 株式会社VILLAGE INC をおすすめします。英語など語学が堪能であれば、個人輸入などで安く買えるかもしれません。

SIBLEY 500 ULTIMATE PRO (PROTECH)

我が家は、5人家族なので、購入したのは、SIBLEY 500 ULTIMATE PRO(PROTECH)です。購入当時は、現在のように公式サイトがなかったので、当時、国内にあった代理店の株式会社VILLAGE INCを経由して購入しました。

購入はスムーズで、一度届いたときにフロアシートに傷があり、裂けていたのですが丁寧に対応していただきすぐに交換してもらえました。

スペック

我が家が購入した時よりもマナーチェンジしているみたいで、より性能が良くなっています。しっかりと調べてから購入を検討してください。スペックは、現在の情報に基づいて記載しています。
下記にも引用していますが、ProTechの購入がおすすめです。

商品名Sibley 500 ProTech
サイズ 直径500cm×高さ(最高点300cm/壁60cm) 
エントランス高さ170cm  
面積19.6㎡ 
8~10人収容可能(子供だけだと12人ぐらい行けそう)
収納時のサイズ 約115cm×直径40cm(専用キャリーバック収納時)
※直径40㎝にするのにはコツがいります。
 最近はだいぶ慣れましたが、最初はバックに戻せませんでした。
素材 〈フライシート〉コットン100% 360g/㎡ コットンキャンバス 防水・防カビ加工
〈グラウンドシート〉650g/㎡ PVC
付属品 5mmUV加工ガイライン&ペグセット
32mmスチールセンターポール
エントランスAフレームポール
専用キャリーバック
※最初は、専用キャリーバックに入れるのに苦労します。
 そして、持ち手はほぼ飾りです。我が家は、その重さで
 すでに切れてしまいました。
総重量 約38kg
※かなり重いです。雨の日に使うとこの倍くらいになります。雨撤収はおすすめできません。
価格 137,500円 (税込)

■ProTechモデルと他グレードモデルとの違い■
・ProTechモデルの特徴
ファスナーで開閉可能なエントランスメッシュドアと、コットンとメッシュの切り替え可能なダブルウォールが付属しています。高密度のコットンキャンバス、グラウンドシートを使用し、より防水性や強度が増しています。グラウンドシートとフライシートがファスナーで接続されており、日本の四季に合わせた楽しみ方ができます。

・本国で取り扱っているその他グレード
Standardモデルは、グラウンドシートとフライシートが接続できず、隙間が開いてしまい、虫、雨が多い日本での使用は不向きです。また、グラウンドシートが180g/㎡と非常に薄手です。Deluxeモデルは、グラウンドシートが縫い付けられているため、夏季の使用などでの楽しみ方が半減してしまいます。Ultimateモデルは、フライ、グラウンドシートがUlitimate Proよりも一角薄く、雨が多い日本での使用では、より強度があるProモデルをおすすめしております。

株式会社VILLAGE INC

特徴

  1. 見た目のインパクトがある
  2. オールシーズンで使える
  3. このサイズのテントにしては割安
  4. 意外と設営は簡単
見た目のインパクトがある

本気のキャンプからグランピングまで。すべての機能を備えた高性能なベルテント。キャンプ場ではなかなか同じものに出会うことが少なく、インパクトは十分です。設営するだけでグランピングという非日常の空間ができるのも魅力です。

空間は十分に広いので、センスによってどこまでもカスタマイズでき、楽しむことができます。我が家はあまりセンスがないので、いつもごちゃごちゃしていて、なかなかおしゃれにはなりません。写真撮るときだけ、きれいに片づけてます(笑)

オールシーズンで使える

プロテックはプロシリーズの機能に加え、エントランス部、壁面部をコットンからメッシュに切り替え可能な二重構造になっています。メッシュウォールを使用することで虫の侵入を防ぎつつ、夏の暑くなりがちなテント内の気温を快適に保ちます。

通気性と防水性のあるプロキャンバス(360 gr /m²)で作られ、防水性の高いグラウンドシートが含まれています。

壁や床にはジッパーがついていますので、天候に合わせテントをカスタマイズできます。夏の暑い日はメッシュウォールで涼しく、雨や雪の日は全てのジッパーを閉じれば浸水する心配はありません。オールシーズン使っていただけるプレミアムなプロテックテントを使用して贅沢なひとときを過ごしてください。

CanvasCamp公式
このサイズのテントにしては割安

価格は、最上位モデルのProTechでも税込み14万未満とこのサイズのテントにしては、割安だと考えています。スノーピークやOgawaのテントだと14万でここまでのサイズはなかなか買えません。インナーテントは、オプションなのでつけることもできますが、我が家はインナーテントなしでそのまま使っています。こんな感じで散らかりますが…

インナーテントを使えば、テント内のごちゃごちゃ感をなくせそうなのですが、なかなか手が出ません。とりあえずは、ProTechの付属品だけでそのまま使用しています。

意外と設営は簡単

ワンポール型テントすべてに言えることですが、慣れてくると30分かからないぐらいで設営できます。ひたすらペグを打って真ん中にポールを立てるだけの構造なので、構造を理解してしまえば簡単に設営できます。

我が家でも子供たちにペグの場所だけ指示して、打ち込み作業をやってもらい、その間に荷物の整理などをやっています。シブレーについては、さすがに重たいのでセンターポールの挿入については、私の仕事になっていますが、今後は、長男でもできるようになると思います。

おそらく20kgぐらいを持ち上げることになるので、ここは、かなり力がいります。

気になる点

  1. とにかく重い
  2. 海外製だからなのか、縫製など細かいところが結構適当
  3. メンテナンスは大変?
とにかく重い

総重量約38kgは、半端ないです。女性だと一人での持ち運びはちょっと難しいかもしれません。しかも、付属の収納袋の持ち手はついているのですが、ほぼ意味がありません。肩にかけて持てる重さではないです。

いつも2人がかりで、持ち運んでいます。最近では、長男も手伝ってくれるので相当楽になりました。しかし、キャンプレポートを見てもらってもわかる通り、我が家は、雨撤収が多いのにおしゃれにひかれて、なぜか100%を買ってしまうという・・・

この後、雨撤収用としてのテントを購入することになります。100%コットンは雰囲気は最高ですが、雨撤収は絶対におすすめできません。写真を撮る余裕すらなくなります。

海外製だからなのか、縫製など細かいところが結構適当

日本人が細かくて気にしすぎなのか、ところどころ気になる点があります。海外製だからというのは偏見かもしれませんが、やはり、国産メーカーのスノーピークやOgawaは、細かいところまで、ちょっとした配慮がされているのがわかります。

この、シブレーについては、フライシートとグランドシートがファスナーで分離できるようになっているのですが、ファスナー部の縫製が雑ですぐファスナーに噛んでしまいます。購入後に飛び出ている部分や糸などをはさみで切ってやらないと、ファスナーの開け閉めがしづらいです。

もしかすると改善されているかもしれませんが、、、また、いろいろな縫い目からほつれた糸が出ている。これもはさみで切れば問題ないのですが、10万以上の商品でこの雑さはちょっとびっくりです。逆にこれだから安いのかも?

また、購入時に交換してもらいましたが、グラウンドシートの PVCがカッターのようなもので傷ついており、よく見ると裂けていました。梱包が雑だったので、入れる際にどこかに引っかかったのかもしれません。この辺り、もう少し丁寧にやってもらいたい。

シンプルといえば、それまでなのですが、フックやポケットなどちょっとしたおもてなしのような機能は、皆無なので、日本人がいかに丁寧でおもてなし精神があるのかがわかります。文化の違いを感じるという意味では、ある意味新鮮かもしれませんね。

メンテナンスは大丈夫?

100%コットンは、手入れをしっかりしないとカビが生えるなどと言われていますが、今のところ大きな支障もなく使えています。雨撤収の多い我が家ですが、しっかりと乾かしてからたたんでいるので今のところ目立った損傷はありません。

メンテナンスについても雨撤収の際は、布団干しなどを使って部屋いっぱいにテントを広げてからエアコンと乾燥機を全開で乾かしています。その後、晴れた日にデイキャプを兼ねて一度、設営してから収納しています。

100%コットンですが、日光に当てると思ったよりもすぐに乾くのでそれほど心配はいりません。
ただ、心配なので、長期間使わないときは、たまに広げてカビなどをチェックします。特に私の住んでいる山陰は湿気が多いので、4か月に1回程度は何らかの形で広げるようにしています。

乾燥撤収できて普通に使っていれば特に面倒なメンテナンスは必要ないと思います。

まとめ

海外製のテントは、個性的なものも多く、キャンプサイトでは、目立つのは間違いないと思います。ただ、購入時のトラブルなどがあった場合は、語学力がないと難しい面もあるのでできるだけ国内の代理店などを通じて購入することをおすすめします。

また、今回のシブレーは、ベルギーのメーカーですが、やはり、日本の気候とは異なるため、高温多湿の日本に合うグレードをかうことをが重要です。値段だけではなくしっかりとグレードによって何が違うのか?日本の気候に合うのか?などをしっかりと抑えておく必要があります。

みんなと同じテントは嫌だ!という方、キャンプ場で少しでも目立ちたい方には、海外製のテントはおすすめです。持っているだけで、こなれた感じになります。

是非、他の国のアウトドアメーカーも検討してみてください。

次回は、もう一つの我が家のテント。ドイツからJackwolfskin TravelRodgeRT2019を紹介したいと思います。

コメント

タイトルとURLをコピーしました