新型コロナウイルス感染症(COVID-19)ですが、我が家のいる島根県でも少しずつ広がりを見せています。ただでさえ、高齢者の多い島根県で感染が拡大すると大変なことになりそうです。そんな中、また、週末で計6人も感染者が増えてしまいました。これで県内累計22人。
我が家では、今日も今後の自転車小屋政策に向けて庭を整理中です。そんな中、思うところがあったので、ちょっと今回は、違う角度から記事を書いてみました。
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)対策について
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)対策については、行政によって明暗が分かれています。大阪や鳥取のように対応が早くやり手のところがある一方で、我が家の地元島根県は、少し対応が後手に回っている印象です。
人やお金や権限の問題など、いろいろと仕方のないところもあるとは思いますが、もう少し積極的な情報収集などできないものでしょうか…地方都市ということもあるのか、ちょっと頼りない気がします。
私なりにどういった対策ができるのかを考えてみました。
ドライブスルー型PCR検査について
まずは、積極的な検査実施が必須と考えています。お隣の鳥取県はいち早く導入していて、しっかりと対策されています。
他にもいろいろとネットを見ていると、ドライブスルー型PCR検査所をレンタルしているところもあり、こういったところは、アウトドアメーカーが得意分野を生かして何かできないものか考えさせられます、、、
なんか、日本にあるアウトドアメーカーが協力すると良い商品ができそうなのですが、、、スノーピークやOgawa、コールマンジャパン、ユニフレームなど頑張ってほしいところです。
医療用陰圧テント「マク・クイックシェルター」
調べてみるとこんなものもあるんですね。やっぱり、医療用となるとノウハウがいるのか…なんだかごつい
特徴
- 超短時間で立ち上げ可能:最短で約1分程度で立ち上がります。
- 収納も迅速:立ち上げだけでなく、移動などのための収納も迅速です。5分程度で収納が完了します。
- 少ない人数で設置できる:最少で大人2人いれば、設置・収納が可能です。
- 優れた安定性:屋根膜とエアビーム(柱)が一体化しており、形状安定性に優れます。
- 火災対策:膜材には防炎製品を使用しているため、高い防火性を誇ります。
- 現場でメンテナンス可能:一般的なテントは破損すると工場に持ち込んで修理が必要ですが、マク・クイックシェルター現場で簡単にメンテナンス可能です。
- 高い断熱性と対結露性:二重膜仕様の膜材なら、断熱性に優れるため冷暖房効率が高まる他、カビの発生原因になる結露も抑えることができます。
スペック
医療用陰圧テントの詳細と価格 | ||
本体 | 前室(オプション) | |
サイズ | W4m×L5m×H2.5m | W4m×L2.5m×H2.5m |
サイズ(収納時) | 85cm×85cm×50cm | 75cm×75cm×40cm |
本体重量 | 約70kg | 約30kg |
エアビーム(柱)本数 | 3本 | 2本 |
開口部 | 出入口×2カ所(妻面)幅1.8m×高さ1.8m | |
本体 | PET+PVC(防炎2級) | |
インナーチューブ | ポリウレタン(防炎2級) | |
内膜 | ポリエステル250D (日本防炎協会認定) | – |
FRPロッド | Φ15mm 5本(連結式) | |
照明 | LED(40W相当2本) | – |
電動送風機 | 最大風量2.7m3 最大真空度23kPa | – |
価格 | 3,200,000円 | 1,550,000円 |
陰圧設備のないエアーテントの詳細と価格 | ||||
MQ-342-A | MQ-442-A | MQ-462-A | MQ-562-A | |
サイズ | W3m×L4m×H2m | W4m×L4m×H2.5m | W4m×L6m×H2.5m | W5m×L6m×H2.7m |
収容人数 | 6~8人 | 8~10人 | 12~16人 | 15~20人 |
サイズ(収納時) | 80cm×80cm×35cm | 80cm×80cm×50cm | 85cm×85cm×50cm | 95cm×90cm×50cm |
本体重量 | 約40kg | 約55kg | 約75kg | 約95kg |
エアビーム(柱)本数 | 3本 | |||
開口部 | 出入口×2カ所(妻面) 幅1.2m×高さ1.5m | 出入口×2カ所(妻面) 幅1.8m×高さ1.8m | 出入口×2カ所(妻面) 幅2.0m×高さ1.9m | |
窓 | 換気窓(巻き上げ式カバー付き)×4ヶ所(側面)幅70cm×72.5cm | |||
本体 | PET+PVC(防炎2級) | |||
インナーチューブ | ポリウレタン(防炎2級) | |||
FRPロッド | Φ15mm 5本(連結式) | Φ21mm 5本(連結式) | ||
価格 | 1,100,000円 | 1,155,000円 | 1,540,000円 | 1,650,000円 |
※オプション品で電動送風ユニットは180,000円になります。
ざっくり、1つ150万~350万円ぐらいですね。普段からアウトドア用品を見ていて麻痺しているのか、意外と安いと思ってしまった。。。まあ、中に入れる医療器具の事を考えたらもっと費用が掛かるのでしょうが、自宅療養レベルの人を隔離するのであれば、十分な気がします。
新型コロナ対策をする各メーカー
偶然と思いますが、私が調べたところでは、コロナ対策をしている会社の社名に「太陽」が入っているところが出てきた。コロナウィルスに紫外線が有効という話やコロナが太陽大気を意味する言葉だったり不思議な因縁があります。
TPS太陽株式会社
上述のドライブスルー型PCR検査所をレンタルしている会社です。イベント企画会社のようです。やはりこういった商品は、イベント会社のほうが強いのか。
TSP太陽は、企画から運営まで、お客さまのイベント開催に関わるあらゆるニーズにお応えし、感動空間を創造するイベントエンジニアリング企業です。
太陽工業株式会社
こちらは、先ほどの医療用テントを販売している会社です。「膜にこだわり、膜を超える」というスローガンのもと防災用品など取り扱っています。
個人的な意見
こういったメーカーの商品を自治体がまとめて購入して、今回の島根で発生した17例目のような軽症者を自宅療養ではなく、受け入れるのは難しいのでしょうか。もちろん医療体制の問題もあるので何とも言えませんが、今回ばかりは非常事態なので何かが起きる前に動く必要性を感じます。
閉鎖している競技場に医療用テントをいっぱい立ててそこで待機させるとか難しいのでしょうか?アウトドアメーカーから大型テントやコットなどを手に入れれば、できそうな気がします。
そこそこのアウトドア用品であれば、今後の防災にも生かせると思うので、いいアイデアだと思うのですが、人員や予算の問題などいろいろと課題があるのだと思います。
お金が必要ということであれば、今回、国民一人当たり10万円の給付があるということなので、その中から、1人1,000円でも島根県に寄付すれば、島根県の人口69万人なので7億円近く集まります。山ほどテントが買えそうですが、、、
また、折角の機会なので、宣伝も兼ねて各アウトドアメーカーが協力して、各自治体に無償提供するなどやってくれるとありがたいのですが。。。
首長が記者会見で情報が上がってきていない、共有できていなかった、さっき聞いた、知らなかったというのは、ちょっと見たくありません。こういった事態が起きたときは、こういう対応をしますという具体的な案を示してほしいものです。
すでに現場では、懸命に対応していただいているとは思いますが、一市民としては、取り返しのつかない事態になる前に積極的な情報公開と対応を希望します。
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