前回記事ではあまり詳しく掲載できていなかったので、スタンレータンブラーについて改めて、その実力を検証してみたので記事にしてみました。
スタンレーとは?
世代を超えて愛されてきた商品
スタンレーには100年を超える歴史があります。
1913年、ウィリアム・スタンレーJr.が真空断熱技術とスチールの頑強さを融合し、発明した一本のボトルは、これまでの「温かい飲み物の楽しみ方」を、一変しました。今も世界中で愛されている、真空スチールボトルの原型です。
あれから一世紀。スチール真空ボトルはスタンレーの象徴となり、日常生活に、作業場に、アウトドアに、必要不可欠なアイテムとなりました。数えきれないほどの冒険に寄り添った、数えきれない思い出があります。
スタンレーは毎日のコーヒータイムやランチタイムを、豊かにしてきました。時代を超えて愛されるものでありながら現代のニーズに合う商品の開発を続けることが、使命と考えています。夜明けに飲むコーヒーから、1日の終一杯であなたの一日をより豊かに彩りたいと、スタンレーは願っています。
スタンレー公式
サステナビリティ=未来のために
PMI(パシフィック・マーケット・インターナショナル)のブランドであるスタンレーの商品は、全体性を重んじて作られています。
原材料から製造方法まで、スタッフにも、地球にも、地域にも、ユーザーにも、優しく正しくあることを、スタンダードとしています。シアトル、上海、アムステルダム、マニラにあるPMIのオフィスでは「グリーンオフィスガイド」という、環境への負担を減らすための規則を採用し、リサイクル、廃棄物の堆肥化、エネルギー効率の良い照明の使用などを進めています。
2006年と2008年には、米国商工会議所より「コーポレート・ソーシャル・レスポンシビリティ・アワード」を受賞。環境への配慮、健全な労働環境、社会への影響力などが、高く評価されました。
PMIが2006年に独自開発したeCycle®は、約25%の再生資源を使用した製品ですが、「原材料にリサイクルプラスティックを用いた、リサイクルできる食品容器」を作ったのは、PMIが初めてでした。PMIのコーポレート・ソーシャル・レスポンシビリティ(企業の社会的責任)について、詳しくはこちら。
スタンレー公式
スタンレータンブラー スタッキング真空パイント 0.47L
スペック
素材 | 内びん:ステンレス鋼 胴部:ステンレス鋼 |
サイズ | 高さ約14.6×直径約8.7cm |
重量 | 約230g |
適正容量 | 約0.47L |
仕様 | 食器洗浄乾燥機使用可能。 ※手洗い推奨 |
メーカー型番 | グリーン:02282-126 シルバー:02282-118 マットブラック:02282-127 ホワイト:02282-128 マットレッド:02282-119 マットネイビー:02282-130 オレンジ:02282-129 |
原産国 | 中国 |
スタンレーとイグニオのタンブラーで実験
保温性能の比較
まずは、保温性能を比較してみた。60度を切るのに何分かかるか。
サイズは違いますが、同じ量の沸騰したお湯で実験、一つは、スタンレータンブラーもう一つは、スタンレーの約3分の1の値段で買える1,000円のイグニオ真空タンブラーです。(室温25度の環境で実験)
ホームページでは、保温性能は、60度以上45分と書いてありましたが、今回の実験では、お湯の量が少なかったこともあり、30分で60度を下回りました。一方のイグニオは、20分で60度を下回ったので、スタンレーのほうが約10分程度長持ちしました。
実験の方法に問題はあるかもしれませんが、今回の結果では、イグニオよりは、保温性能は高いといえます。やはり、値段と性能は比例しているのか。1,000円でも20分持てば十分と考える人もいると思います。
ちなみに、プラスチック製のコップで検証
約5分弱で60度を下回りました。室内でこの勢いなので、寒い外だともっと早いと思います。やはり、外のキャンプでは、入れ物は重要です。
保冷性能
つづいては、保冷性能を検証してみた。5度の水についての温度変化
30分経過してもほぼ変わらず。
どちらも、30分は、5度以下をキープしました。スタンレーの公式では、4時間10度以下をうたっているので、冷たい飲み物は状況によっては、長持ちしそうです。意外にイグニオの性能もよいことがわかりました。
ちなみにプラスチック製ではどうか?
こちらは、同じ5度からスタートして、30分で、19度まで上がりました。全く違うことがわかります。
まとめ
スタンレーの実力を検証してみましたが、保温性能については、他の真空タンブラーに比べて少し性能が良いことがわかります。保冷性能については、ほぼ変わりませんでしたが、数時間単位で見ると違いが出てくると思われます。
ただ、他のステンレス製真空タンブラーでも似たような結果を得られるというのは、今回意外でした。性能だけであれば、安いものでもよいかもしれません。あとは、デザイン性や好みの問題になりそうです。
ただ、やはり、プラスチック製のコップについては、保温、保冷共に圧倒的に弱いのでキャンプでの使用はおすすめできません。
これからのシーズンキャンプに行くのであれば、飲み物を何に入れて飲むか?ということにもこだわってください。
その際は、是非、スタンレーのタンブラーも検討してみてください。
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